Copyrights 2012 Hiroyuki Noritake

Essay

Vol.12

その後、部屋とクルマのキーを僕にさし出すとKojiくんは、ひとりテキサスへとヴァケーションに旅立っていった。大切なヒトが待っているらしい。途方に暮れる僕を見るに見かねてか、今度はMokuyouくんという、やはりL.Aにある音楽学校L.A.M.Aに通う学生さんがフォローしてくれることになった。

人生を達観したかのような、妙に落ち着いた彼のその風情には、22歳の蒼き薫りは無い。彼のご実家は鹿児島のお寺だそう・・・納得。素晴らしいGigを観て、永遠と続くかのような音楽談義をして、互いを理解するのに時間は掛からなかった。・・・

で、なにを観たかというと、P.アースキンのピアノ・トリオにV.カリウタのバンド。それからハーマン・マシューズのファンク・バンドにJ.ギャドソンのローカル・バンド。みな、それぞれに凄かった。ヴィニーさんに至っては、何をやっているのかさえ理解できなかった・・・。

L.A最後の夜はMokuyouくんの家で映画鑑賞。こうして「闇雲にロスへ行ってみようツアー!!」は幕を閉じた。Kojiくん、Mokuyouくん、本当にありがとう!!いっぱい色んな経験をして素晴らしい音楽家になってください。

さて、気がつけば東京スタジアム。T-スクエアでFIFAのイベント。なんなのだ、一体・・・このデカさは!?

期間中、府中市内のホテルに滞在していたある夜、僕は用があって京王線東府中駅のプラットホームで新宿行き快速電車を待っていた・・・ら、どこかで見たことある立ち姿。

そのポニーテール(?)、そのファッション・センス、、、「ん?クマ?・・クッ、クマさ~ん!!」タッタッタッ・・・ぎゅ~~~っ。こんなことってあるんだな。

Peace,