Copyrights 2012 Hiroyuki Noritake

Essay

Vol.32

稲垣潤一さんのツアーが無事に終了した。ご本人、そしてメンバー、スタッフの方々も皆、気さくに優しく接してくださり、僕も自分なりの精一杯の演奏で応えさせていただいた。4箇所8ステージの短い時間だったけれど沢山の発見と感動がありました!この場をお借りして「感謝」!!

その合い間になってしまったけれど、天野さんバンド初の遠征ライヴ in 名古屋も充実した時間でした。酔っ払いかけの天野さん vs 長岡選手(vln) の「博学対決!朝までクラシック生討論会」的打ち上げも大変興味深く、秀才音大生達の飲み会とはきっとこんな感じなんだろうなぁ・・などと感心しながら英国風の、なかなかイケる酒のツマミを夢中でむさぼり食べ続ける僕だった。

さて、このところ断続的に行ってきたドラム・クリニックも無事に年内分を終えた。

地元のドラム講師の方や、スピッツの崎山さんとの思いがけない出会いもあり、「芸は出会いを作ってくれる・・おぉ、身を助くものなり!」などと感涙にむせぶ間もなく、秋葉原の喧騒を背に、その夜のライヴ会場のある埼玉県は小手指をめざした。

コテサシ・・初めて行く場所だった。勿論そこへ向かう西武池袋線に乗るのも初めて。当然、車両編成最後尾へ乗り込み、夕闇に飲み込まれてゆく線路の光を疲れた目で追い続けながら、徐々に頭をPINK BONGO モードに切り替えてゆく・・。

そう、久々のPINK BONGO !!今夜はどんなライヴになるんだろ。

嫌な予感は的中。

やっとの思いでお店に辿り着くも開場1時間前。大急ぎで(しかし慎重に)セッティングを済ませるも間に合わず・・一曲のみの、しかもお客さんを入れての公開リハで「ハイ、ソレマデヨ!」。

あとは向かいの蕎麦屋さんで、どこまでも伸びたがる麺と格闘しながらの「口」リハーサル。ギターのカポネさんがお勘定してくださる隙にもお店のトイレでステージ衣装に早替わり。何がなんだかよく分からぬうちに本番がスタートしてしまう。

しかし!

・・・いや~これがまたその、実に素晴らしいステージだったのです。演奏者のこころの内側の、そのまた奥の秘密のヒダにまでスポットライトを浴びせかけられるかのようなPINK BONGOの音のやりとりには、やはり特別なものがありました。

話は変わって昨日、楽器フェアー in 横浜へ行ってきた。その後、ジルジャン社主催のパーティーに参加。遥々英国(!)からやって来たマーケティング責任者のBobさんやKimさんとご挨拶し、菅沼孝三さんはじめ国内エンドーサー達や、過去18年の間でクリニックツアーなどの際にお世話になった全国津々浦々の小売店のあの方この方と久しぶりの再会。やっぱり最後はカクテルドラムを使っての大セッション大会となり、大盛況のうちにお開きとなりました。

ただ好きでドラムを叩いているだけ・・とは言え、気づけばこんなにも色んな素晴らしい出会いをくれる音楽人生。本当に「感謝」!!なのであります。

Peace,