Copyrights 2012 Hiroyuki Noritake

Essay

Vol.34

CASIOPEA vs THE SQUAREツアーが終了してしまいました・・・寂しいです。ともあれ、ご来場くださった皆さん、ありがとうございました!

僕にとって生涯忘れ得ぬツアーとなりました。神保さんのステージ上、打ち上げ上、問わず変わらぬ、あのお人柄には本当に感動しました。そして益々進化するあの驚異のドラミング!!そして音楽に向かうその姿勢には脱帽です。

神保さんとツインドラミングさせていただいて、つくづく感じたのは、決して技のオリンピックにならないこと。あの二つのドラムがセットされてある雛壇の上は、常に「一緒に」世界や宇宙をクリエイトしていこう!という、優しくて暖かくて柔らかいオーラに満ち溢れていました。勿論それは極限まで研ぎ澄まされた彼の感覚と技術の上で展開されるわけで・・・僕は夢中でお互いの細胞が溶け合うように!と祈るような気持ちでステージ上にいました。本当に光栄で幸せな時間でした・・・。

それからバンド単独のコーナーをお互いに何度も見聴きして、僕達の「こういうところがスクエア・サウンドなんだな!」と再認識できたことも大きな収穫でした。一口に25周年(僕が関わってからは18年ですが、それまでの歴代ドラマー、青山純さんや長谷部徹さん達から受け継いでいる部分も大きいのです)と云っても伊達じゃない・・・一朝一夕に成し得るものではない貴重な財産なのだと。

そしてカシオペア然り!!あのスピード感とアンサンブルの妙は現在進行形の重要文化財です。(こういうバンドに国から何かご褒美ってくれないのでしょうか・・?なんか錆付いちゃう寸前に何チャラ勲章じゃ遅いと思うのです。演奏家は生きているうちが華!)

核家族化が進み、個人主義が主流に見える世の中にあって、「バンド」ってやっぱり素晴らしい。同時にそれを支えているのは一人一人の、夢や理想に向かう力なのだから。お互いにエールを贈り合うような、そんなツアーでした。

はてさて今、ちょっとしたアイデアが浮上してきています。それは神保さんとのユニットです。どんな形であれ、実現すれば僕は、ボッ僕は~!・・・想像するだけで気絶しそうです。

さぁ、練習や、練習ッ!!夢は果てしなく続くのです・・・感謝。

Peace,