Copyrights 2012 Hiroyuki Noritake

Essay

Vol.36

新年、あけましておめでとうございます。去っていった2003年が素晴らしかった人にも、そうでなかった人にも、均しく、暖かな新年の陽が昇りました。

暮れのライヴ週間では、時計の針に、お尻をチョンチョン突付かれながらも、非常に充実した時間を過ごすことができました。観に来てくださった皆さん、ありがとう!

このところ取り組んでいた、奏法の改良や、それに伴うドラム・セッティングの変更などの影響で、ステージ上の総ての時間が新鮮でした。演奏家にとって一番幸せな瞬間かも知れません。

青則Session 3daysは、どの瞬間も音楽的緊張感と可能性への興奮を保った、素晴らしい体験だったし、帰還限定ザ・スクエアは、たとえ何千回演ったかも知れぬ「Truth」でさえ、全く新しい景色を観ることができました。

それから水戸での納Session。この日はJazzならではのリハ無しだったこともあるにせよ、あの名ベーシスト、納さんがちょっと不調気味。お忙し過ぎなのかな?と思いきや、氏のMCトークで謎が解けた。

「お聴き苦しい部分もあるかと思いますが、只今、奏法の大改造中で・・。この霧の向うに、きっと素晴らしい世界が拓けているものと信じます。」

・・・僕は感動で目頭が熱くなりました。

その不安と勇気の大きさは、演奏家なら誰でも理解できることだと思います。しかしそれは演奏家として輝き続けるための、唯一の方法なのだということも。

さて、復活ザ・スクエアも予定通り、その幕を閉じました。バンドとして、その存在を世に問うことのできる幸せを、あらためて実感することのできた一年でした。メンバーのみんな、スタッフ、そして応援してくださった皆さんに、心から感謝したいと思います。

そして2004年。急遽、今年もT-スクエアのサポートを務めることになりました。今度はレコーディングからのフル参加になります。楽曲提供もできれば・・!と思っています。新しいベーシスト、森岡くんも、末恐ろしい可能性を秘めたアーティストです。一緒にどんな音世界を創り上げられるのか・・・今から楽しみでなりません!

あぁ、ドラムを叩いていて良かった!と、もっともっと実感できますように。その力で一人でも多くのひとが笑顔になりますように・・。今年も頑張るぞ!!

Peace,